中国税関の統計によると、2019年は民営企業が初めて外商投資企業を抜き、中国最大の対外貿易主体となった。年間の民営企業輸出入額は前年比11.4%増の13兆4800億元で、中国の対外貿易総額に占める割合は42.7%と、2018年より3.1ポイント拡大した。うち、輸出は13%増の8兆9千億元、輸入は8.4%増の4兆5800億元だった。
2019年に中国で輸出入実績のあった民営企業は40万6千社で、前年より8.7%増加した。「民営企業数の顕著な増加は中国国内のビジネス環境の持続的な改善を反映しており、中国の対外貿易の内的原動力と発展の活力の表れだ」という。2019年に民営企業の輸出入額は前年比で11.4%増加し、貿易成長を4.5ポイントけん引した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月15日