中国自動車工業協会を13日に取材した記者によると、中国の2019年の自動車生産台数は2572万1000台、販売台数は2576万9000台だった。うち新エネルギー車の生産台数は124万2000台、販売台数は120万6000台で、前年に比べ小幅に減少した。
注目は、2019年第4四半期の自動車業界のパフォーマンスが年間平均より良かったことだ。2019年12月の自動車生産と販売は増加トレンドが続き、うち商用車のパフォーマンスが乗用車を上回った。2019年12月の新エネルギー車生産台数は14万9000台、販売台数は16万3000台で、それぞれ前月に比べ36.0%増、71.4%増となったが、前年同期比では大きく減少した。2019年通年の新エネルギー車の生産台数と販売台数は前年を小幅に下回っている。
工業情報化部(工信部)によると、産業の健全で持続的な発展を保障するため、2020年の新エネルギー車向け補助政策は安定が保たれ、大幅に縮小されることはないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月14日