香港特別行政区政府及び香港貿易発展局が共催する第13回アジア金融フォーラムが13日、香港で開幕した。今年のテーマは「成長を再構築:革新・突破・共融」。政治家、金融監督管理機関の代表者、ビジネスリーダー、投資家、経営者が集まり、革新と突破による経済成長モデルの再構築、社会各界への貢献について議論する。
香港特区の林鄭月娥行政長官は開幕の挨拶で、「香港の金融システムは安定を維持しており、その運営は非常にスムーズだ。我々の核心的競争力、世界の重要な金融センターとしての地位は引き続き、世界から認められている」と述べ、次のように指摘した。
「香港は有利な位置を占めている。大陸部と文化・金融面で広く深いつながりを持つ。中国の国際金融センターとして、国・地域・世界の持続可能な開発に貢献を続けている。粤港澳大湾区の発展と一帯一路の建設は、香港の長期的な経済発展の将来性を確保している。大陸部と世界各地のビジネスの架け橋としての香港の役割が強化される」
フィンテックの発展をさらに推進するため、今年のフォーラムはフィンテック香港スタートアップ専門エリアを設置した。フィンテックスタートアップ企業60社以上が最新の創意あふれるプランを展示。フォーラムはまた投資プロジェクトマッチングや「炉端談話」などを設け、投資家と業界関係者が協力のチャンスを模索し、多くの議題(AI、ブロックチェーン、ウェルステック、グリーンな金融など)について検討できるようにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月14日