中国と米国は先ほど、経済貿易交渉第1段階合意に正式に署名した。両国の経済貿易交渉の段階的な成果は、国際社会から高く評価された。海外の各界の関係者は、合意は積極的なシグナルを発し、国際市場に安定性を注ぎ、世界経済の回復を促すと判断した。海外駐在の新華社記者が伝えた。
国連経済社会問題担当事務次長の劉振民氏によると、合意の署名は全世界に良好なシグナルを発した。
国連チーフエコノミストのエリオット・ハリス氏は、合意の署名は投資の不確実性を引き下げ、経済回復を促進する貿易活動を加速させると述べた。またこの流れが、過去数年の世界経済の低迷を払拭するに足る力強いものであることを願うと述べた。
豪シドニー大学商学部教授は、この合意は世界貿易及び市場に確実性を注ぎ込み、中米双方も利益を手にすると述べた。
マレーシア下院副議長の倪可敏氏は、中米は「和すれば共に利し、争えば共に傷つく」であり、双方の協力、互恵・ウィンウィンは世界に利益をもたらすと述べた。
シンガポール工商連合会会長の張松声氏は、先ほど記者のインタビューに応じた際に「第1段階合意の署名は朗報だ。世界市場を活気づける今年の幸先の良いスタートになる」と述べた。