感染がなおも続いている。マスクの生産能力の回復状況、物資の供給の状況、分配や監督の方法が注目されている。工業情報化部が2日に開いた記者会見において、同部の責任者が物資保障について回答した。
感染対策物資の生産及び調達の全過程を管理
黄氏は「共同予防・抑制メカニズム物資保障チームは武漢市の感染対策の需要に基づき、医療用防護服、医療用N95マスク、医療用ゴーグル、負圧救急車、関連薬品の統一的な管理・分配を行っている。工業情報化部はすでに一部の重点医療物資生産企業に特派員作業チームを派遣しており、当日生産された重点医療物資を統一的に買い上げ企業に輸送させている。定期的に輸送物流及び到着状況を調節・追跡し、閉ループ管理を実行し、感染対策物資の生産・分配の全過程を管理できるようにしている」と述べた。
工業情報化部の最新データによると、国内生産企業は今月1日24時現在まで、湖北省に医療用防護服を累計13万6000着出荷しており、11万7000着が到着している。医療用N95マスクの出荷量は13万4000枚で、13万1000枚余りが到着している。医療用隔離マスクを含むゴーグルの出荷量は18万8000個で、うち11万個が到着している。
さらに工業情報化部は国家重点物資保障プラットフォームを開発し、医療用防護服やマスクなど7大類・21小類の重点医療物資のオンライン観測を実施している。1月31日現在で400以上の企業がプラットフォームに入り、300以上の企業が毎日リアルタイムでデータを更新している。プラットフォームは今後、重点医療物資の需給バランスと分配機能を改善し、重点物資保障作業を着実にサポートする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月4日