感染がなおも続いている。マスクの生産能力の回復状況、物資の供給の状況、分配や監督の方法が注目されている。工業情報化部が2日に開いた記者会見において、同部の責任者が物資保障について回答した。
国際調達及び技術サポートを強化、市場の需要を全力で満たす
CK258便、MU5042便、MU5052便が、アリババが海外で直接調達した50トン以上のマスクなどの医療物資を積み、1月31日に韓国のソウルから中国の上海に飛んだ。これらの物資はすでに現場の病院に運ばれている。
拼多多は中国郵政、順豊速運と協力し、湖北省の12の地級市及び27県に直接到達するグリーンルートを切り開き、物流直接調達・直接輸送を行っている。ハイアールは世界の資源を集め、感染対策物資を寄付し、感染エリアに向け無償で救助物資輸送ルートを切り開き、物流サービスを提供している。生産企業が積極的に稼働再開すると同時に、プラットフォーム運営企業は国際調達を拡大し、市場の需要を全力で満たしている。
記者会見で発表されたデータによると、中国のマスク輸入量は1月30日だけでも2000万枚以上に達した。
さらにテック企業はデータやAIなどの技術の応用により、全力で感染対策をサポートしている。北京清河駅は百度のAIを使った、複数の人の体温を迅速に測定するソリューションプランを応用した。AI画像認識技術及びサーマルイメージング技術により、人が密集するエリアの一定範囲内の人々の頭部の体温を迅速に選別し、早期警戒を行うことができる。
工業情報化部は、国際調達の拡大に取り組み、国内外の基準の連結と変換、医療物資の緊急調達・活用を行うとした。またテック企業に対して、ビッグデータによる感染対策へのサポートの拡大を要請した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月4日
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月4日