外国メディア:中国の理性的措置が世界株式市場の上昇を後押し

外国メディア:中国の理性的措置が世界株式市場の上昇を後押し。外国メディアによると、中国株式市場は5日に上昇し、ベンチャー企業の株式が上昇を後押しした。投資家は、中国政府は感染症の急速な拡大による影響を取り除くためにさらなる支援策を講じると見ている。  ロイター通信は2月5日、上海総合指数は1.25%高の2818.09ポイントとなり、3日の1年の低水準から遠ざかったと伝えた。深セン総合指数は2.14%上昇。創業板指数は一時4.4%高騰し、春節連休前の水準に戻り、終値は3.02%高となった…

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発信時間:2020-02-07 14:22:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 外国メディアによると、中国株式市場は5日に上昇し、ベンチャー企業の株式が上昇を後押しした。投資家は、中国政府は感染症の急速な拡大による影響を取り除くためにさらなる支援策を講じると見ている。


 ロイター通信は2月5日、上海総合指数は1.25%高の2818.09ポイントとなり、3日の1年の低水準から遠ざかったと伝えた。深セン総合指数は2.14%上昇。創業板指数は一時4.4%高騰し、春節連休前の水準に戻り、終値は3.02%高となった。


 華創証券の周隆剛アナリストは、「月曜の下落後、投資家の間で、A株市場を支えるより多くの政策緩和措置が打ち出されるとの予測が高まった」と話した。


 中国人民銀行は4日、1兆2000億元の公開市場逆現先取引資金を3日に投じたのに続き、4日も流動性供給の充足と逆現先取引資金5000億元を投じると発表し、2日で流動性供給に1兆7000億元を投じた。


 ロイター通信は、上述の刺激策は投資家の意欲をかきたてるためだと見ている。


 アリー・インベストの上席投資策略師のリンチ・ベル氏は、「市場は中国の金融部門での行動に喜んでいる」と話した。


 また、フランス通信社は、米ウォールストリート3大指数は4日に高騰し、中国は新型コロナウイルス流行とその経済への影響を抑えるために措置を講じて投資家を安心させようとしていると論じた。


 ダウ平均株価は1.44%高の28807.63ポイントとなった。テスラの株価高騰に後押しされ、ナスダック総合指数は2.10%上昇し、9467.97ポイントの過去最高を更新。S&P500指数も1.5%上昇し、3297.59ポイントとなった。


 ベンチュラ・ウェルスのアナリストのトム・ケーヒル氏は、「ウイルス感染者は今も大幅に増加しているが、その規模はウォールストリートにパニックをもたらすほどではなく、中国またはその他の国の情勢の制御不能を懸念するほどでもない」との見解を示した。


 そのほか、ロイター通信は、日本株式市場は4日に上昇し、先日の下落を帳消しにした点にも着目。日経指数は0.49%高の23084.59となり、科学技術と消費必需品関連の銘柄が上昇した。


 三菱UFJ国際投信チーフファンドマネジャーの石金淳氏は、「感染症の流行がいつまで続くかわからないが、中国中央銀行は金利と流動性の面で措置を講じ、中国市場を支えている」と述べた。


 フランス通信社の4日の報道によると、中国中央銀行の刺激策を受け、パリ株式市場は4日に1.76%高騰した。パリCAC40指数は3日に0.45%上昇し、2日連続の上昇となった。


 資産管理会社のIGグループのフランス駐在アナリストのアレキサンダー・バラダイ氏は、「中国側の進展は市場の動きを左右する。中国株式市場が旧暦の年明けに取引を再開し、市場の様子見の1週間になる」との見解を示した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月7日


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