中国税関総署が12日発表した統計によると、1月24日(旧暦大晦日)から2月11日までに全国の税関を通して輸入された感染予防物資は8億7千万件、金額にして28億4000万元に上った。うちマスクは7億3000万枚となった。
全輸入物資のうち防護用品は8億5100万件で、うちマスクが7億3000万枚、防護服が741万着、ゴーグルが154万個。消毒用品は153万件、薬品は222万件で、医療機械は134万件、うち放射温度計は17万5000件となった。その他の感染予防物資は1426万件に上っている。
注目点は、救援物資が1億4700万件、金額にして5億500万元に上ったことだ。うちマスクは1億800万枚、防護服は239万着、ゴーグルは65万個となっている。
税関総署は再三にわたって、輸入した感染予防物資の素早い通関を呼びかけている。各種の輸送方法、旅客の手荷物、郵送などの形で海外から持ち込まれる感染予防物資も含めて、感染予防と治療のために輸入する薬品や医療機械などについては、感染拡大を防ぐために最速で手続きを行うことを促している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月13日