湖北省は秩序正しく医療秩序のエリア・クラス別管理、種類別・段階的な実施を推進し、正常な医療秩序及びサービスを徐々に取り戻す。感染対策の実情に基づき、新型コロナウイルス肺炎収容・治療指定病院を徐々に減らし、仮設病院を秩序正しく閉鎖する。段階を踏まえ徐々に正常な医療秩序を取り戻す。
これは3日午後に開かれた湖北省新型コロナウイルス肺炎感染対策指揮部第38回記者会見において、湖北省衛生健康委員会の涂遠超副主任が発表した情報だ。
涂氏によると、高リスク地域の武漢市の新型コロナウイルス肺炎以外の患者の治療の需要について、重症、血液透析、腫瘍、妊婦・児童などの患者に必要な医療の需要を引き続き重点的に満たす病院を指定した。その一方で、全面的に総合医療サービスの提供に転じる第1陣の重点病院を指定した。その他の高リスク地域も武漢市の手法にならい、現地に適した形で科学的・合理的に具体的な実施案を制定することになる。
涂氏は中・低リスク地域について、各種対策を引き続き徹底し、流行再発を断固防止し、各種資源を統一的に活用し、集団感染の発生に対応する能力を確保するとした。同時に合理的に清潔な病院及び病棟を設置し、リスク等級に基づき正常な医療サービスの秩序を徐々に取り戻す。
湖北省衛生健康委員会はさらに、インターネット診療サービスの展開、インターネット病院の効果の発揮により、慢性疾患の患者、特に再診患者にオンラインサービスを提供するよう積極的に奨励する。各級・各種医療機関に対しては予約制を導入し、慢性疾患の長期的な処方の提供を実行し、病院内の患者の集中を減らすため最大限に取り組み、院内感染のリスクを下げるよう求める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月4日