2020年3月4日は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が制定し初めて迎えた「持続可能な発展を促進する世界エンジニアリングデイ」だった。業界関係者は、中国が世界のエンジニアリングに新たな駆動力を注入し、世界の持続可能な発展を促進する大きな力になっているとの見解を示した。
「エンジニアは世界中の問題を解決する人材で、エンジニアリングを通じて人類の生活が改善すると共に、世界的な試練に対処する解決プランを提供している。しかし、エンジニアリングの重要な意義と作用が十分に認識および発揮されていない」。世界工学団体連盟(WFEO)会長の龚克氏はこのように話した。
世界エンジニアリングデイの制定趣旨は、エンジニアとエンジニアリング技術の世界貢献を称え、人類の生活と世界の持続可能な発展に対するエンジニアリング技術の大きな作用を世間に広く認識してもらうことだ。
中国科学技術協会は、世界のエンジニアリング発展にとって中国が大きな駆動力になることは、実践によって証明されているとの見解を示した。これは、エンジニア人材育成システムとエンジニア人材グループを中国が構築したことと切り離せない。中国では工学系学部の卒業生が毎年140万人を超え、豊富なエンジニアが中国経済のハイクオリティな発展を推進する大きな力となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月5日