ボアオ・アジアフォーラムの李保東秘書長は9日、ボアオ・アジアフォーラム世界健康フォーラム第2回大会について、予定通り6月中旬に青島市で開催すると表明した。大会は重大公衆衛生事件への対応、大健康産業の発展推進、国際衛生・健康協力の促進、衛生・健康分野の活動の全面的な認識及び推進という4つの問題に注目する。
李氏は同日開かれた世界健康フォーラム第2回大会遠隔準備活動会議にて、「今回の新型コロナウイルス肺炎を受け、健康・衛生問題に対する全世界の注目度がかつてないほど高まった。世界健康フォーラムは世界健康事業及び健康産業の発展促進に対する積極的な力をさらに発揮するべきだ。ボアオ・アジアフォーラムは引き続き世界健康フォーラムという場の力を発揮し、感染対策の促進における国際交流・協力及び感染終息後の経済・社会の回復に貢献する」と述べた。
ボアオ・アジアフォーラム世界健康フォーラム大会の陳馮富珍氏は「中国政府と中国人の新型コロナウイルス肺炎の感染対策における大きな取り組み、大きな犠牲、世界公衆衛生の安全への大きな貢献は、世界に新たな見本を打ち立てた。他国はこれに学び、参考にするべきだ。世界健康フォーラム第2回大会は現在の感染症の発展を注視し、各方面と議論・交流の場を構築し、国際社会の公衆衛生危機への対応力の強化を促進する」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月10日