重慶市は複数の措置を講じ、工業企業の操業再開と工業プロジェクトのフル稼働を安定的に順次推進。現時点で一定規模以上の工業企業の稼働率は99.8%に達しており、工業企業はほぼ全面的に再稼働したもようだ。11日に開かれた重慶市新型コロナ肺炎感染症防止抑制活動の記者会見で、重慶市経済情報委員会副主任の涂興永氏は、次のように説明した。
電力・ガス使用量などの数値から見て、重慶市の一定規模以上工業企業の生産能力稼働状況は前年同期並みの水準に回復しており、工業企業は全面的に再稼働を実現、なかでも自動車と電子などの基幹産業の稼働率はいずれも98%以上に達した。3月10日時点で、重慶市で生産活動を行う一定規模以上の工業企業は合計6500社、稼働率は99.8%に上る。復職した従業員数は合計133万人、復職率は93.8%に達するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月12日