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発信時間：2020-03-15 15:44:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国人民大学副校長の劉元春氏は先ごろ、中国人民大学マクロ経済フォーラム・マクロ経済ホットトピック討論会で、現在の中国経済には非常に大きな弾性と靭性が備わっており、感染症流行の影響に対する強い防御力と自己治癒力を有しているため、中国経済が現在の苦境とリスクを克服し、成長軌道に急回復することができるとの見解を示した。

　「ここ100年の歴史をみても、疫病の流行が大規模な経済国を長期的に停滞させたことはなく、一般的に感染症が収まってから1四半期前後で経済は正常な成長軌道に戻る」。劉元春氏は、現在の感染症流行が長くて1～2四半期にわたり経済を不安定にするが、中国の中長期的な発展トレンドを変えることはなく、中国の潜在的な成長率に大きな影響は及ぼさないとしている。

　劉元春氏の分析によると、70数年の成長を経た中国はすでに強力な物的基盤と生産能力を築いており、感染症流行によって中国の数百兆元に上る固定資産や9億人近くの労働力、世界最大の規模と最も豊富な種類を有する生産システムが実質的な損害を被ることはない。中国は大規模な市場と大きな内需の潜在力を持ち、感染症流行がもたらす影響が中国市場の良好なサイクルを揺さぶることはない。

　消費高度化、都市化、工業化の推進とサービス業の急速な発展が大きな経済成長の余地をもたらした。加えて、ニューエコノミーと新たな成長エネルギーの発展は感染症流行の影響を和らげている。インターネット経済とオンラインオフィスなどの新業態の発展も、感染症流行中の中国経済・社会の効率的な運営を支え、従来型経済に対する影響を緩和した。

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