今年は北京冬季五輪の準備を進める上でカギとなる年だ。新型コロナウイルスの発生を受けて、北京冬季五輪組織委員会は迅速に行動し、早急に厳格な防止抑制措置を講じ、最善の努力を尽くしている。感染の拡大防止と五輪の準備の両方に注力し、両立させるとともに、各準備事項とも予定通りに進め、高い精度での完了を目指している。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、北京冬季五輪の準備作業について「極めて順調に進んでいる」として高く評価した。
北京冬季五輪組織委員会は、感染の拡大状況に基づいて当初の作業計画を随時見直す予定だという。一部の重要会議をテレビ会議などに変更するほか、IOCなどと緊密に連携を図っていくとしている。
同委員会は先ごろ、北京市の西五環路外にある首鋼オフィスエリアでIOCとハイレベルビデオ会議を開催。IOC執行委員会の会議にもビデオ参加し、五輪の準備作業について話し合いを行うなど、準備を効率的に進めている。