劉長于氏は、以下のように述べた。世界的な感染蔓延が外資系企業の業務再開に及ぼす影響は段階的なものである。まず、国際ニーズへの影響。中国の主な貿易相手は防疫の緊急状態に入り、外資系企業は短期的に市場ニーズ低下のダメージを受ける。もう1つは、国際貿易協力への影響。中国の半製品と原材料の輸入がダメージを受け、最終製品の輸出にも影響が及ぶ可能性がある。そのほかに、国際商業貿易活動への影響もある。経済貿易相手の往来が停滞し、各種の展示会や商談会が延期または中止され、企業の新規受注は伝統的な方法が通用しない、伝統的なルートが滞るなどの問題に直面する。商務部は世界的な感染蔓延による試練に注目し、外資系企業の業務再開を積極的に推し進め、重点企業とコア商品の生産と輸出を保障し、企業のオンライン商談やオンライン展示などを通した受注を支持し、各国とともに世界のサプライチェーンの開放、安定、安全を維持し、貿易の基盤の安定に全力を注ぐ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月27日