中国政府の指示に基き、各地方政府が新型コロナ防疫対策と貧困脱却堅塁攻略戦を統括的に推進するなか、貧困地区労働者の出稼ぎと、貧困支援大手企業のプロジェクト再稼動が一段と加速している。
国務院貧困者支援開発指導グループ弁公室(扶貧弁)によると、各地方政府は3月より、貧困労働者の出稼ぎ労働に持続的に注力しており、その取組みが一段と加速している。現時点で、出稼ぎ労働に従事する貧困労働者は25省合計で2085万9400人で、昨年の出稼ぎ労働者数全体の76.43%に相当し、3月6日より24.4ポイント拡大した。
貧困地区の出稼ぎ労働および貧困支援作業場・貧困支援大手企業・貧困支援プロジェクトの再稼動が一段と加速している。国務院扶貧弁と財政部はこのほど、新型肺炎の貧困脱却堅塁攻略戦への悪影響を解消し、貧困層の地元や近隣地域での雇用を促進するために、太陽光発電による貧困支援対策を確実に実施し貧困層の収入増加を促進、貧困層の安定的な増収と貧困脱却の実現を目指すとの通知を発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月7日