武漢の地元企業が生産した216台の小型自動車が列車に積み込まれ、8日に武漢大花嶺駅を出発した。列車は新疆霍尔果斯鉄道税関を経由してウズベキスタンに向かう。これは武漢を初めて出発する中亜国際聯運汽車班列(中国・中央アジアを結ぶ自動車国際連絡輸送定期貨物列車)で、鉄道部門が武漢の自動車メーカーの完成車輸出を後押しし、「一帯一路」のために建設した国際物流の新しいチャネルでもある。
上汽通用汽車武漢支社の関係者によると、同社は操業再開の要求に基き、積極的に生産能力回復を進めている。同社は今回、定期貨物列車でウズベキスタンに自動車を輸出したが、完成車を「一帯一路」沿線の中央アジアの国に鉄道で輸送するのは初の試みだ。
企業の操業再開を支援するために、中国鉄路武漢局集団公司や中鉄特貨武漢支社などが緊密に協力して管内各駅の運輸資源をとりまとめ、自動車輸送に必要な専用車両を大花嶺南駅に迅速に集結させた。定期貨物列車の貨物の積込みと発車を担当する武昌駅は、積載業務の流れを加速させ、中鉄特貨武漢支社と積込み突撃チームを作り、防疫消毒作業の徹底と同時に、積込みに関する作業を優先的に進め、輸送効率の向上を図った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月9日