中国工業情報化部(工信部)は7日、公式ウェブサイトで、『「新エネルギー自動車生産企業と製品参入管理規定」の改定に関する決定(意見募集稿)』を発表し、意見募集の受付を開始した。参入規制を一段と緩和し、市場を活性化させ、事中・事後監督管理を強化することで中国の新エネルギー車産業の質の高い振興を促進する狙い。
同規定は工信部が2017年に発表し、実施していたが、産業振興のニーズをより適切に汲み取るためとして、今回このうちの一部の条項に改定を行った。主な改定箇所は次の4点となっている。
1、新エネ車生産企業が参入を申請する際の備えるべき要件から「設計開発能力」を削除。
2、新エネ車生産企業の生産停止期間を12カ月から24カ月に見直す。
3、新エネ車生産企業が参入を申請する際の過渡期における臨時条項を削除。
4、新設された純電気乗用車生産企業は『純電気乗用車企業の新設管理規定』も同時に満たすことという条項を削除。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月8日