中国のラオス防疫支援医療専門家グループは6日、『新華社』記者に対し、同グループが5日にラオスの首都ビエンチャン郊外にある中国ラオス鉄道建設プロジェクトの現場で、防疫対策のレクチャーと調査を行ったことを明らかにした。
専門家グループは5日、中鉄二局中国ラオス鉄道レール溶接拠点を訪れ、現場で作業員と交流し、新型コロナウイルス感染予防・抑制セミナーを開いた。
専門家グループメンバーの劉暁強氏は、ラオスの感染症流行と予防・抑制の現状を紹介。その上で、新型コロナウイルスの基本知識をレクチャーし、感染症流行中の従業員の管理と健康状態チェック、物資の確保、作業所の衛生管理と消毒、個人の防護について詳細に説明した。
中国ラオス鉄道プロジェクト聯合党工委書記の肖乾文氏は記者に対し、中国のラオス防疫支援医療グループによる現場レクチャーによって中国ラオス鉄道の感染症予防・抑制が一層科学的なものとなり、作業員の健康と生命の安全を確保し、工事を着実に進めるための基盤が築かれたと話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月7日