北京市発展改革委員会副主任の李素芳氏は11日の北京市新型肺炎防疫対策記者会見で、北京市の一定規模以上工業企業3010社のうち3007社がすでに操業再開しており、再稼働率は99.9%に上ると述べた。
4月10日時点で、北京市の一定規模以上の建設中プロジェクト2130件は100%再稼動しており、建設中の商業ビル4408棟のうち4201棟が工事を再開、再稼働率は95.3%に上る。これらの進展は、北京市が厳しい姿勢で最高レベルの防疫対策を維持したうえで実現できた成果だ。
重点プロジェクトの建設は操業再開活動の重要な一環として進められている。李素芳氏は、「北京市は重点プロジェクト実行・投資促進ワーキンググループを組織し、投資促進活動の重点課題リストを作成、共同審査によりプロジェクトの準備手続を加速し、再稼動に向けた審査を廃止、『告知承認制+事後監督管理』を実施し、動態的に工事現場の防疫基準を見直し、建設プロジェクトの再稼動をめぐる政策環境の最適化を図る。4月10日時点で、北京市の一定規模以上の建設中プロジェクト2130件は全て操業再開し、工事現場に復帰した作業員は33.8万人に上る。冬季五輪・軌道交通・民生・副都心プロジェクトなど、建設中の北京市重点プロジェクト180件のうち174件が再稼動した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月13日