北京発成都行きの中国南方航空CZ8847便が12日9時43分、北京大興国際空港から離陸した。これは、2020年第2回目となる同空港への定期便運用の移転作業が正式にスタートしたことを意味する。
2020年の新空港への定期便移転作業は、北京大興国際空港の「新たな空の玄関口」建設、北京での「デュアルハブ空港」の運用開始、京津冀地区の協調的発展への寄与など、国家戦略の重要な一歩となる。北京大興国際空港に12日に移転したのは南方航空1社のみ。これにより、南方航空が大興空港で運航する定期便の便数は北京全体の運航数の60%となる。計画によると、南方航空は2021年3月までに北京発着便の全てを大興国際空港に移転する予定だ。
今のところ、多くの航空会社が北京大興国際空港と北京首都国際空港に乗り入れているため、首都空港集団は多くの乗客と送迎者に対して、発着空港を必ず事前に確認し、間違った空港に行かないよう注意喚起している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月13日