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中国発改委、新型コロナ対策、経済の安定運営に向けマクロ政策パッケージの策定急ぐ。
タグ：新型コロナ対策
発信時間：2020-04-21 15:04:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした経済への甚大な影響に対応するため、中国の国家発展改革委員会（発改委）は20日、関係部門と共同で「マクロ政策パッケージ」の策定を急ぐ方針を示した。安定した経済運営の維持に努める考え。
消費の拡大については、自動車や家電など従来型の大口需要の安定化に重点を置き、グリーン消費や情報消費、デジタル消費、スマート消費、ヘルスケア消費などの新興の消費分野における成長点を積極的に開拓する。
有効投資の拡大については、「新型インフラ整備（5G基地局や電気自動車用の充電設備など）」の範囲が初めて明確化され、5Gネットワークや全国統合型のビッグデータセンターなどの建設を加速し、インフラの刷新を先駆けて展開する。
貿易と外資の安定化については、輸出企業による積極的な国内市場の開拓を支援・奨励するほか、2020年版の『外商投資奨励産業目録』を発表し、外資系メガプロジェクトの実施を促進する。
雇用と暮らしについては、新業態の発展と柔軟な働き方を促進し、農村からの出稼ぎ労働者（農民工）の地元での雇用を拡大し、操業・生産を再開を進める中で貧困地域の労働力の活用を優先する。
新型コロナの感染拡大により経済的な影響を受けた生活困窮者を、最低生活保障（生活保護）や「特困人員（高齢者や身障者などの特別生活困難者）」向けの生活支援、事故や疾病などによる生活困窮者向けの臨時救済制度などの政策保障や就業支援の対象範囲とする。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年4月21日
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