製造業関連の100以上の業界組織、数十の重要な工業団地、数十の銀行、数千の企業――上海市の工業関連の多くの主体が手を携え協力し、公益性の産業EC(電子商取引)プラットフォームを構築する。初めてオンライン取引の手段により、感染症により調整が行われた産業チェーンをつなげ、サプライチェーンの安定を保障する。
上海市経済・情報化委員会が24日に発表した情報によると、上海は4月28日より第1回工業品オンライン取引祭りを開催する。オンラインの新需給を形成し、デジタル新動力を引き出し、世界の高品質工業品企業のオンライン活動を行う。販売と調達をすべてオンラインに移す。現在すでに5000社以上の企業が活動に参加している。
工業産業チェーンの速やかな回復は、製造業により早く元気を取り戻させ、かつ消費の向上に対しても相加作用を生む。生活類消費財の新鮮な手法を参考にし、取引祭りは流行の先端を行く製品の初公開、抖音(TikTok)によるライブ配信などの革新的な形式により、製造企業が早急により多くの受注を獲得できるようにする。プラットフォームを通じ通年の受注を確定し、感染症により途絶えた製造業サプライチェーンの川上・川下をつなげる。プラットフォームに入居する調達・販売双方の企業に高付加価値サービスを提供し、未来の経済の新たな成長源の育成を加速する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月26日