中継が国内販売市場の発展を後押し

中継が国内販売市場の発展を後押し。

タグ:中継 国内販売市場

発信時間:2020-04-25 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    多くの企業が淘宝中継を開始し、4000平方メートルのスタジオが中継室に改装され、8フロア100室のアパートが中継室に改造された。4月16日、虎門EC産業パークは全国初のアパレル国家ECモデル基地として、アリババが中小企業をモデル転換した「春雷計画」を通し、「淘宝中継第一園」を全面的に建設し、中継に全面進出することを発表した。

 

 虎門EC産業パークの王偉会長は、ECは東莞企業の両立を実現し、淘宝中継は東莞企業の発展を加速化すると話した。産業パーク内の数百社の虎門アパレルEC企業は、淘宝網が構築したサプライチェーンを生かし、受注量を維持し、さらには虎門輸出品工場の新たな取引先になっている。

 

 正午、虎門EC産業パークは中継ピークの時間帯で、キャスターの声が廊下に響いている。ここには虎門の400社近くのEC企業が集まっている。

 

 過去2カ月、これらの企業はオフラインまたは輸出事業を行う東莞企業と異なり、オンライン売上高は好調を維持した。そのため、彼らにとって、消費傾向に引き続き着目し、中継を行い、パークの中継へのモデル転換を促すことが急務となっている。

 

 記者はパークで、建物内部が中継サービスを行うためにグレードアップされているのを目にした。

 

 王偉氏によると、ここの面積は約6万平方メートルで、撮影所を中継スペースに改装し、アパート1棟の約100室を中継室に改装したと同時に、中継機関のサービスも導入した。近頃、中継は企業の業務再開の「武器」となり、パークはモデル転換に迅速に着手した。

 

 良好なEC遺伝子に基づき、感覚の鋭い東莞の中小企業は淘宝中継に活路を見出した。淘宝の統計によると、3月の東莞企業の中継取引は広東省で5位、キャスターの数は広州と深センにつぐ3位につけている。パーク管理会社の統計によると、これまでにパーク内の100社以上が淘宝中継に参入した。

 

 ビッグサイズの洋服を扱う奢姿フラッグシップショップは、産業パークにあるアパレル会社で、責任者の張大帥氏は、中継は年間売上高の約30%をもたらすと紹介した。同店は16人のキャスターを有し、年間約5000種の洋服を販売する。

 

 多くの達人クラスのキャスターは複数の商品仕入先と連携して中継を行う必要があるが、張大帥氏はその必要がない。自分の工場から商品の半分を仕入れることができるほか、彼は多くの東莞のメーカーと同様、淘宝との長年の協力を通して柔軟な供給メカニズムを構築しており、ビッグデータまたはリアルタイム情報をもとに、小規模の注文に迅速に対応し小売店に発送することができる。

 

 柔軟な供給メカニズムは東莞企業の中継ルートとの接続を実現し、市場リスクを抑えただけでなく、多くの企業にも活気をもたらした。オフラインでのみ大量注文を受ける輸出品工場から「オンライン注文生産の一部を分けてもらえないか」という相談もあり、一部の工場はパークからかなりの注文を受けているという。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月25日

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