浙江省の多くの地域が消費券発行 消費意欲の向上

浙江省の多くの地域が消費券発行 消費意欲の向上。

タグ:消費券発行 消費意欲

発信時間:2020-04-25 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   浙江省が中国初の省政府名義の消費促進特別政策意見を公布したのに続き、連日にわたり、省内の多くの地域が様々な形式の消費券を発行し、店と住民は積極的に参与している。これらの消費券は住民に実益をもたらすと同時に、オフライン消費意欲を引き出し、経済促進に原動力を注いでいる。 

 

 杭州市は4月20日20時に第5弾電子消費券を発行する。今回発行する杭州電子消費券は150万セットで、10元の共通消費券5枚を含み、消費額が40元に達すると10元の財政補助を受けられる。

 

 杭州市のあるコンビニ店員は、「来店客の多くが若者で、彼らはオンライン・オフライン連動型の消費スタイルを大いに支持している。多くの若者がオンラインで電子消費券を受け取り、すぐにオフラインで消費する」と話した。

 

 杭州、嘉興、衢州などの地域の消費者は支付宝で所在都市を検索するだけで、通知予約または消費券の受け取りができる。

 

 杭州市は経済的に困難な市民に現金給付も行い、市が発行する消費券は総額5億元となり、うち1500万元を経済的に困難な市民への消費補助にあてる。

 

 「千店万舗連一家」。台州市は4月20日から5月5日まで全民消費促進活動を実施する。市民は3億元の消費「大ボーナス」を受け取ることができ、飲食、スーパーマーケット、ホテル・民宿、カルチャー・健康の4種類の消費券を含み、オンライン申請方式で3回に分けて発行する。

 

 現地の消費促進のため、温州市は総額18億元の消費券を発行し、現地の消費者を奨励し、店を支援し、都市経済の回復と発展を推し進めると発表した。市は6億元の財政資金を拠出し、20万社の企業と店が参加し、12億元以上の利益還元を奨励し、割引額は18億元を超える。

 

 寧波市は「春暖甬動·你買単我助力」と題した2020年消費促進活動と消費促進月をスタートする。李関定副市長は、「今回の活動で寧波市は総額1000万元の電子消費券を発行する。既存の消費促進策を基礎に、補助をさらに強化し、消費の自信を向上させ、消費潜在力を引き出し、消費市場の全面的な回復を加速する」と述べた。

 

 消費は経済成長の促進力の1つであり、浙江省の多くの地域以外に、武漢、鄭州、南京、南昌、福州など40地域以上が消費券を発行している。

 

 中国経済を勢いよく回復させるには、消費ニーズの勢いをグレードアップさせる必要があるという見方がある。伝統的な消費を利用し、新型の消費を形成し、消費の潜在力を引き出すことで、経済の質の高い発展の「エンジン」をかけ、新たな原動力を注ぐことができる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月25日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで