体温測定パトロールロボットが働く様子
4月23日以降、河北省邯鄲市で第1弾復学の対象となる高校三年生が久しぶりにキャンパスへ戻った。学生が最高の状態で大学入試のラストスパートに入るために、邯鄲市の公安部門と教育部門は共同で感染症の予防・抑制を進めている。邯鄲市一中、二中、三中、四中の各校では、ロボット警察が昼間は「医者」、夜間は「警備員」となり、キャンパスの安全防衛ラインを築き、教師と学生の安全ボトムラインを守っている。
邯鄲市で高校三年生の授業再開に当たり、どのように感染症をキャンパスの外で防ぐかは、党委政府と社会各界が注目していた問題だ。教育部門は、校門から教室まで、食堂から宿舎まで、各種のプランを準備すると共に何度もリハーサルを行い、長期にわたり防疫対策の最前線を守った公安もハイテク警務装備に加え、豊富な経験を活かしてキャンパス内の防疫対策に加わった。
体温測定パトロールロボットが体温を測る様子
邯鄲一中、二中、三中、四中の校門では、それぞれ1台の5G体温測定パトロールロボットが学校に戻る学生の体温を測定している。5G警察用体温測定ロボットは、非接触式で同時に10人の体温を測ることができ、学生同士が広い間隔を保っていても同時に5人の検査が可能で、体温測定の効率を大幅に向上。測定結果はリアルタイムでモニターに映し出され、ハイビジョン(高清)モニターには熱の有無を示す赤外線検出画面のほか、学生の顔に重ね合わせて体温測定データが表示され、リアルタイムで学生の正確な体温がモニターにはっきりと示される。
仮に体温が基準値を超えていた場合、ロボットは対象者の画像情報を取得し、モニターに警告を表示。規則に従わずにマスクを着用していない教師と学生に対しては、ロボットが直ちに注意すると同時にバックグラウンドで自動記録を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月27日