近頃、米国が中国に対してデマを流し名誉を傷つけるという行為が何度も発生している。米ミズリー州とミシシッピ州の検察長は中国を起訴すると発表し、中国に経済損失の責任を追うよう求め、中国外交部はこれに関して何度も反対姿勢を示している。実は、米国のこのような行為は最低ラインを越えているだけでなく、良識もない。
中国外交部の華春瑩報道官はSNSで文章を発表し、4月20日までに、中国は米国に約24億枚のマスクを提供し、米国の人口あたりで計算すると、1人あたり7枚のマスクが中国製だと示した。
そのほか、中国は米国に5000台以上の呼吸器を提供し、米国の設備不足問題の解決を助けた。華春瑩報道官は文章の最後で、「より多くの命を救いたい」と米国人への配慮を表現。これは中国人の思いであるとともに、強烈な大国らしさも表している。
4月27日時点で、米国の感染者数は98万人を超え、26日だけで3万人以上増加した。米国の感染者がいよいよ100万人の大台を突破する状況下、この感染症がいつになったら終息するのかは誰にもわからない。感染症の流行がこれほど深刻で、欧州諸国もそれぞれ緊張した局面に直面する中、誰が頼れるかといえば中国である。米国側が表面上認めていないが。
言葉だけでは証拠にならないが、事実が証明しているとおり、大量の数字の背後では勤勉な中国人が米国人の難関突破を手助けしている。最近の貿易データを見ると、4月11日までに、中国が輸出したマスクは38億枚を超えた。1日2億枚の生産能力で計算すると、20日までに、中国が輸出したマスクは50億枚を超えない。つまり、保守的に計算すると、中国が輸出したマスクの半分が米国に提供されたことになる。しかも、中国の民間の各ルートを通って米国に提供された支援物資はこれに含まれておらず、中国は米国政府に本当の支援を提供したと言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月28日