4月28日夜、3000本目となる中欧班列(鄭州)が中国鉄路鄭州局集団有限公司鄭州管轄区の圃田駅を出発した。
2013年7月の運行開始以降、中欧班列(鄭州)の物流ネットワークは欧州、中央アジア、ASEAN、日本、韓国などに広がり、7カ所の目的地および6カ所の出入国検査所と直通する線路ネットワークを形成し、河南省による対外開放の国際物流ルートを支えるようになった。中欧班列(鄭州)は、郵便輸送や肉類輸入、自動車輸入などのルート開通に成功し、復路積載率、発送貨物量、運行計画実行率、ダイヤ実行率、輸送安全性を含む総合運行能力が中欧班列のなかでも全国トップ水準を保っている。
2020年4月28日に中欧班列(鄭州)の累計運行本数は3000本、貨物総額は127億4800万米ドル、貨物総重量は154万7100トンに達した。
「中欧班列(鄭州)は現在、感染症の流行が中国と欧州の産業チェーンやサプライチェーンにもたらしたショックと影響をやわらげ、欧州各国へ速やかに医療物資と生活必需品を届けるグリーンルートを構築した」。鄭州国際陸港開発建設有限公司総経理の趙文明氏は、今後も班列の安全かつ安定的な運行を進めると共に運営と監督管理サービスを刷新し、班列の運行と対外型企業の営業・生産再開を連動させることで、国際物流ルートの作用を一層発揮させると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月30日