中国政府がウガンダに送った初の防疫支援物資の引渡式が28日、ウガンダ保健省で行われた。
式典では、中国の鄭竹強・駐ウガンダ大使がウガンダ保健省のジェーン・ルース・アチェン大臣に物資を引き渡した。今回送られた支援物資は、医療用マスク、防護服、赤外線温度計、ゴーグル、ゴム手袋など。
アチェン大臣は、中国政府からウガンダへの持続的な防疫支援に感謝の意を示し、「中国からの支援物資はウガンダの新型コロナ疑似症例の検査や患者隔離、現場の医療従事者の防護を力強く支援するものだ」と指摘。ウガンダは引き続き国際社会、特に中国と協力し、共に新型コロナ感染症との戦いに打ち勝つ考えだとした。
鄭竹強大使は、「団結と協力が勝利のカギとなる。中国で新型コロナ肺炎が発生した当初、ウガンダのムセベニ大統領はじめ、国際社会から多くの支援を得た。ウガンダはいま、感染対策で重要な時期にある。中国は力の限り支援を続け、ウガンダと感染防止の経験を共有、衛生分野での協力を強化し、共に感染症と戦う考えだ」と語った。また、中国政府から第2弾の支援物資が輸送中で、近日中にウガンダに到着する予定だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月30日