ゴミ分別条例が間もなく施行、北京で準備が着々と進む

ゴミ分別条例が間もなく施行、北京で準備が着々と進む。

タグ:ゴミ分別条例

発信時間:2020-04-29 15:11:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 改訂版「北京市生活ゴミ管理条例」が、5月1日に正式に施行される。


 北京市の生活ゴミは、台所ゴミ、回収可能なゴミ、有害ゴミ、その他のゴミの4種類に分かれる。北京市都市管理委員会の李如剛主任は、「ハードの準備について、北京市は11万3000以上の分別ゴミ箱ステーション及び分別ステーション、980の密閉型清掃ステーション、小型ゴミ中継ステーションを設置した。各区がゴミ投入ステーションのさらなる規範化、輸送車両の色、マーク、企業名、監督電話などの情報の統一的な収集、密閉型清掃ステーションの改築に取り組んでいる」と説明した。


 北京市都市管理法執行部門は5月1日より3カ月に渡る、生活ゴミ法執行強化特別行動を展開する。生活ゴミの未分別、収集・輸送企業の未分別などの行為を重点的に調査する。北京市都市管理法執行局の温天武副局長は、「生活ゴミ分別に従わない違法行為については指導を重視する。教育による制止、書面による警告、法執行・処罰を組み合わせた手段を採用する」と表明した。


 北京市の外食サービスは5月1日より、箸、スプーン、ナイフ、フォークの4種の使い捨て食器を自ら進んで提供することが禁じられる。フードデリバリープラットフォームは「選択しなければ不要」を初期設定とする。ホテルは歯ブラシや櫛など6種の使い捨て用品を自ら進んで提供することが禁じられる。


 北京市クラスの観光地も5月1日前にゴミ分別施設の改築を行い、4種に分け収集できるようにする。北京市は洗浄済み野菜の販売を徐々に推進し、「北京市宅配ECグリーン包装」基準を作成し、ゴミの源からの削減を推進する予定だ。


 北京市の昨年の生活ゴミ輸送量は1011万1600トンで、1日平均2万7700トン。2020年3月末現在の北京市の既存の生活ゴミ処理施設は44カ所で、設計上の処理能力は合計で1日あたり3万2711トン。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月29日


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