中国インターネット情報センター(CNNIC)は28日、第45次中国インターネット発展状況統計レポートを発表した。2020年3月時点で、中国のインターネットユーザーは9億400万人と、2018年末に比べ7508万人増え、うちモバイルユーザーは8億9700万人に上り、インターネット普及率は64.5%に達した。
レポートによると、中国の農村地区のインターネット普及率は46.2%で、2018年末に比べ7.8ポイント上昇し、都市と農村のインターネットにおけるギャップが縮まった。2019年10月時点で、中国の貧困村ブロードバンド開通率は99%に達し、世界トップの農村インターネット接続を実現した。
非常に大規模なインターネットユーザーは中国で勢いよく成長する消費市場を支え、デジタルエコノミー発展の強固なユーザー基盤を築いた。レポートによると、中国のデジタルエコノミー規模は世界トップレベルの31兆3000億元で、国内総生産(GDP)に占める割合は34.8%に達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月29日