新型コロナウイルスの感染が流行するなか、中国政府が複数の税優遇政策を打ち出し、2020年第1四半期の減税・費用削減額は7428億元に上った。税金の減免は企業が営業と生産の再開を加速する良好な環境を創造した。増値税・領収書ビッグデータによると、企業の営業と生産は一週ごとに前進しており、ここ一週間の売上高は前年の95%に迫っている。
国家税務総局が4月29日の記者会見で公表した統計によると、第1四半期の減税・費用削減額は7428億元だった。うち2020年に打ち出された防疫対策と経済・社会発展を図る税優遇政策による減税・費用削減額は3182億元。2019年の減税・費用削減拡大政策は2020年も引き続き実施され、その減税・費用削減額が4246億元となった。
減税・費用削減が加速すると同時に、営業と生産の再開も「加速する段階」を迎えた。増値税・領収書ビッグデータによると、企業の営業と生産の再開は一週ごとに前進し、現在の売上高は前年の95%に迫っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月30日