王文天氏は、カンボジアは中国の投資家が堅守する価値のある市場と指摘。「感染症の流行が抑制されて改善すれば、中国とカンボジアの経済貿易協力は正常な軌道へと直ちに戻り、強大な生命力をみせるだろう」と話した。
シアヌークビル州では、中国華電香港有限公司がカンボジア国際投資発展集団有限公司と共同開発するシアヌークビル火力発電所プロジェクトの建設が順調に進んでいる。同社副総経理の謝益明氏は、累計で約100人のカンボジア人作業員を工事現場で雇用したと紹介。今年下半期には施工業者の増加に伴い、ピーク時の雇用者数が2000人を超える見込みで、カンボジア国内の就業を支え、経済・社会の発展を促進するとの見方を示した。
感染症流行の影響が広がるなか、カンボジアのエネルギー、交通、電気通信設備、スポーツ・衛生といった分野に対する中国の投資は、カンボジア経済の発展に直接貢献するだけでなく、現地のビジネス環境を持続的に改善し、経済回復の基盤を打ち立てている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月10日