中国鉄路西安局集団有限公司を取材した記者によると、10日に最後となる重さ800トンの箱げたが銀西(銀川-西安)高速鉄道咸陽渭河特大橋の橋脚に載せられた。これによって銀西高速鉄道の全線で箱げたの建設が終わり、全線で線路敷設の準備が整った。
銀西高速鉄道咸陽渭河特大橋は全長が13.6kmに上り、高速道路を2回、川を2回、在来線を2回、都市道路を4回の「計10回跨ぐ」という特徴を持つ。規模が大きく構造が複雑で、求められる技術水準も高い。銀西高速鉄道咸陽渭河特大橋では最先端の施工技術が複数採用されている。
銀西高速鉄道は、国家鉄道「第13次5カ年計画(十三五)」の重点工事で、中国の中長期鉄道ネットワーク計画のうち「八縦八横」高速鉄道ネットワーク包(銀)海ルートの重要な構成部分となる。完成すれば、西安と銀川の所要時間は現在の約14時間から3時間前後に短縮される見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月12日