中国国家能源局は11日、2020年第1四半期の風力発電・太陽光発電の送電網への系統連系に関する運営状況を発表した。統計によると、当期に系統連系した風力発電の新規設備容量は236万kwで、うち陸上風力発電は207万kw、洋上風力発電は29万kw。3月末時点での中国風力発電設備容量は累計2億1300万kw。新規設備の分布については、主に山西、河北、広西、青海、寧夏の5つの省・自治区に集中している。
20年第1四半期の風力発電による発電量は前年同期比10.4%増の1149億kwh。全国の風力発電平均利用時間は548時間で、利用時間が比較的多いのは雲南、四川、広西だった。
太陽光発電については、第1四半期の太陽光発電新規設備容量は395万kw。うち、集中型は223万kw、分散型は172万kw。3月末時点の太陽光発電設備容量は累計2億800万kw。新規設備の分布については、華北、華南地区が比較的多かった。当期の太陽光発電による発電量は前年同期比19.9%増の528億kwhだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月12日