4月28日から5月10日にかけて、商務部は工業情報化部、国家郵政局、中国消費者協会と共同で第2回「双品ネット通販祭」販促活動を開催した。
商務部の高峰報道官は先日のオンライン定例記者会見で、「双品ネット通販祭」開催期間、115社以上のEC企業、10万ブランド以上、100万店以上のネットショップが参加し、総売上高は第1回の1.37倍の1825億1000万元に達し、同時期の全国ネット小売額に4300億元、前年同期比20.8%増の貢献をしたと紹介した。うち、実物商品のネット小売額は前年同期比33.3%増の3800億元、参加商品の好評率は98%に達し、消費回復と潜在力の放出を促した。
第2回「双品ネット通販祭」には以下の見所があった。
1つ目は、新旧の国産品が好調。消費者、中でも若者消費者の国産品に対する支持が向上している。あるECサイトでは、500社以上の老舗ブランドの取引額が10億元を超えた。多くのECクラウドファンディングサイトの新商品の増加幅は60%に達した。あるECサイトではオーダーメイド向け国産新商品の売上高が3倍に伸びた。
2つ目は、新たな注目点が次々と登場。活動期間中、体感型ゲーム機の売上高は13倍、省エネ家電は2倍、マッサージチェアやローイングマシンの売上高は2倍になり、スマート製品や自然食品は20%増加した。例を挙げると、中国の某ECサイトでは、スマートデジタル製品の売上高が113%増加、5G携帯電話が90%増加した。
3つ目は、輸出圧力を積極的に緩和。ECサイトは輸出から国内販売に切り替えた商品の販売専用エリアと専用会場を設置し、貿易企業の外需低迷による影響緩和に助力した。約1万社の貿易企業がECサイトに参入し、某企業は1日で1万6000件を売り上げ、1日平均売上高は活動前より300%増加した。