税関総署が17日に発表したデータによると、3月1日から5月16日、全国が通関検査を実施した輸出防疫物資の価値は1344億元に上った。うち、509億枚のマスクを含む。
税関の統計によると、マスクを除き、3月以降、中国は2億1600万着の防護服、8103万個の防護めがね、1億6200万人分の新型コロナウイルス検査キット、7万2700台の呼吸器(非侵襲的呼吸器6万3900台)、17万7000台のベッドサイドモニタ、2643万台の赤外線検温システム、10億4000万組の外科用手袋を輸出した。
4月以降、中国の防疫物資の輸出は大幅に増加し、1日平均の輸出額は4月初めの約10億元から最近は35億元以上に増加した。
業界関係者は、中国の防疫物資の輸出は、国際社会の共同防疫に力強い支持と保障を提供し、大国としての責任を全うしたと話す。
税関総署の担当者は、防疫物資の違法輸出行為の取り締まりを引き続き強化し、有力な抑止力を形成し、防疫物資の秩序ある輸出を全力で保障すると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月18日