中国交通運輸部部長の李小鵬氏は5月19日に開かれた国務院新聞弁公室(国新弁)の記者会見で、ここ1年間に交通輸送業の投資と建設が着実に進み、交通貧困脱却の取り組み、供給側の構造改革、高速道路省境界料金所の撤廃といった改革が継続的に深化したとの見解を示した。
2019年の中国の交通固定資産投資は3兆2451億元で、北京大興国際空港や京張高速鉄道など世界レベルのプロジェクトが運営を開始。2019年末時点の鉄道開通総距離は13万9000㎞、うち高速鉄道は3万5000kmに上った。
2020年末に全国鉄道営業総距離は14万6000㎞に達し、人口20万以上都市の約99%を網羅する見込み。うち高速鉄道(都市間鉄道を含む)は約3万9000kmに上り、引き続き世界をリードする見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月20日