ヘルメット着用義務化、100億元規模の市場を生む

ヘルメット着用義務化、100億元規模の市場を生む。

タグ:ヘルメット着用義務化

発信時間:2020-05-21 15:41:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ヘルメット・シートベルト着用を指導する公安部安全保護キャンペーンの展開により、ヘルメットの需要が激増している。「ヘルメット高騰」という話題も、取引拡大により注目度が上がっている。


 本記事投稿前、「ヘルメット高騰」に関する話題が新浪微博で4億2000万回閲覧されていた。関連する国家標準の制定、市場監督管理のフォローにより、この熱気を帯びる市場にクールダウンをさせる必要があるかもしれない。


 ヘルメット価格、10日で5倍弱に高騰


 タオバオでネットショップを開くある浙江省の業者は記者に、「以前は1日で十数個売れていればよかった。数日前に400個以上売れ、1日で過去最多になった。各店で売られているヘルメットの価格は現在、毎日変動している。30数元から100元以上に高騰した店も多い」と話した。


 記者がタオバオで「ヘルメット」を検索すると、販売量トップ10の店の月間販売量はいずれも2万個以上だった。うちトップの店の電動バイク用ヘルメットの販売量は月8万個以上。


 ヘルメットの販売量が拡大する一方で、以前ヘルメットを注文した購入者は、一部の店からの配送が遅れていることに注意している。六道口付近で暮らし、電動バイクで通勤・退勤する白さんは「先週37.8元でヘルメットを購入したが、今も配送されていない。店に聞くと売り切れになっており、注文をキャンセルするよう言われた。ヘルメットがこれほど売れるとはまったく予想できなかった。注文履歴を調べると、私が購入したヘルメットはもう60元以上になっていた」と話した。


 記者が第3者の商品価格比較アプリを使ったところ、タオバオの売上げランキングで上位のあるヘルメットの価格は、5月9日の時点では24.8元だったが19日には118元になった。10日で5倍弱に高騰した。


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