全人代代表で広西柴機器股フェン有限公司工程技術部新製品試験組立部門リーダーの許燕妮氏は、現代の多くの技術型産業労働者の典型だ。昨年末に企業が排ガス基準「国六」基準に適合するスマートエンジン生産ラインを導入した際、優れた技能を持つ彼女も企業と共にモデル転換し、エンジンの新製品組立試験の責任者となり、スマート生産ラインで大量生産の基準を作成した。
許燕妮氏は、スマート製造の普及に伴い、技術人材が必要とされていると指摘する。また、多くの産業労働者の組立技能が設備の進化に後れを取らないようにすべきで、企業は専門技術を持つと同時に多能な労働者の育成を重視する必要があるとした。
中国の農業機械専門家で全人代代表の国機集団科学技術研究院有限公司副総経理の趙剡水氏は、「製造業の技術革新を一段と支援し、企業が独自の知財権を持つ国内の先進設備製品の量産を加速できるよう支援すべき」とし、「農業機械設備を例にとれば、自動運転とスマート農業機械設備への補助金を増やし、農業機械のスマート化レベルの向上を図り、精密農業とスマート農業を支援すべき」と提起した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月28日