中国鉄路上海局集団有限公司を取材した記者によると、5月31日、100TEUのコンテナに商品を満載した国際定期貨物列車の中欧班列X8020号が義烏西駅からスペインの首都マドリードに向かって出発し、今年200本目の義新欧(義烏-新疆-欧州)中欧班列となった。
同列車は主に防疫物資や雑貨を含む物品を輸送する。今年5月31日時点で、義新欧中欧班列は計1万6672TEUのコンテナを運び、貨物輸送量は前年同期比72%増加した。5月最終週に19本が運行され、6月に入ってからは毎週20本以上の通常運行が計画されている。
今年に入って義新欧中欧班列は、空運と海運から引き受けた貨物を全力で運んでおり、運行本数と貨物輸送量は不況にもかかわらず増えている。中欧班列の運行クオリティを高めるため、中国と欧州間の円滑な国際物流ルートを維持しながら鉄道部門、地方政府、貿易企業などの関係者は防疫対策が常態化するなかで生産と生活の秩序回復を加速し、中欧班列に「ワンツーワン」「ワンストップ」「パッケージ」といったカスタマイズサービスを提供するため、各セクションのスムーズな運営を保っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月2日