「中国-ASEAN関係ジャカルタフォーラム」が今年初の開催 テーマは防疫協力と人類運命共同体構築

「中国-ASEAN関係ジャカルタフォーラム」が今年初の開催 テーマは防疫協力と人類運命共同体構築。

タグ:中国-ASEAN協力

発信時間:2020-06-01 13:45:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「中国-ASEAN関係ジャカルタフォーラム」の2020年最初のイベントが5月29日、テレビ会議形式によって、ASEAN事務局があるジャカルタで開催された。テーマは「中国-ASEANの防疫協力と人類運命共同体の共同構築」。


 同イベントは在ASEAN中国使節団と中国-ASEAN関係コーディネーターであるフィリピンの在ASEAN使節団が共同主催し、インドネシア外交政策協会(FPCI)が運営した。


 在ASEAN中国大使の鄭錫軍氏は基調講演で、中国とASEANが新型コロナウイルスの感染流行に対し、非常に効果的な協力を行ったと話した。今回のジャカルタフォーラムは、中国-ASEANの防疫協力と人類運命共同体の構築をテーマに、協力成果を振り返って成功体験を総括し、協力深化を検討すると共に地域の危機脱出方法を模索する現実的な意義があるとしている。


 鄭錫軍氏は、中国とASEANの防疫対策について4つの提案を行った。一、共同予防・抑制を強化し、適時の情報共有、協調の強化、中国-ASEAN衛生対話交流を通じ、地域の感染症流行を抑える。二、中国-ASEAM公共衛生長期協力メカニズムを構築し、双方の公共衛生緊急連絡メカニズムの構築や、中国-ASEANとASEAN-中日韓の緊急医療物資備蓄センターの設立を進め、地域公共衛生の人材育成を強化する。三、多国間主義を堅持し、世界保健機関(WHO)が世界の感染症抑制において大きな指導作用を発揮することを支え、国連を中心とする世界公共衛生ガバナンスを促進する。四、政策協調を強化し、産業チェーンとサプライチェーンの安定維持を図り、「快速出入境ルート」設立などの措置によって必要な人員の往来を回復させ、地域経済一体化の推進やデジタルエコノミーなど新たな成長分野の育成に取り組み、地域経済の回復を促進する。

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