ASEAN事務次長のクン・フォック氏は、中国による地域と世界の防疫協力を進める努力と成果は人々を鼓舞し、ASEANが中国の共同予防・抑制や世界の防疫支援と経済回復を図る措置によって一層恩恵を受けるとの見方を示した。
駐フィリピンASEAN代表のノエル氏は、今回のジャカルタフォーラムが特に重要な意義を持つと指摘。新型コロナウイルスは人々のコミュニケーション方式を変えたが、ASEAN-中国対話関係を導く団結、友誼、協力の原則は終始一貫していると話した。
ASEAN各国と中国の専門家は、中国-ASEANの防疫対策とアフターコロナの東アジア経済回復、感染症が地域政治・経済・社会に及ぼす影響などについて議論した。
インドネシア外交政策協会創設者のディノ氏は総括挨拶で、中国-ASEAN防疫協力が世界の感染症抑制モデルとなり、双方の協力がアフターコロナの地域経済回復や感染症による再貧困といった社会問題への対応、多国間主義の維持において大きな作用を発揮するとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月1日