上海の海洋経済総量は全国上位

上海の海洋経済総量は全国上位。

タグ:海洋経済

発信時間:2020-06-09 14:20:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年6月8日は、12回目の「世界海洋デー」、13回目の「全国海洋宣伝日」だった。上海市海洋局が8日発表した最新情報によると、上海の海洋経済総量は安定成長を保ち、海洋生産高は2016年の7463億元から2019年には1兆372億元に増え、上海市GDPの27.2%、全国海洋生産高の11.6%を占め、全国上位にランクインしている。

 

 上海市は、海洋交通輸送、海洋船舶およびハイエンド装備製造、海洋観光業といった先端サービス業と先進製造業を中心に、海洋医薬品とバイオ製品、海洋再生可能エネルギー利用などの海洋戦略性新興産業を新たな成長エネルギーとする先端海洋産業体系を形成してきた。同時に「二核、三帯、多点(2つの中心、3つのベルト、複数の拠点)」という海洋産業分布を確立し、臨港と長興港の海洋産業発展で大きな成果を得た。

 

 うち臨港は、海洋エンジニアリング装備産業と戦略性新興産業の集積区域となりつつあり、全国海洋経済イノベーションモデル都市核心対象区として、深海無人潜水機、海洋バイオワクチン、海底科学観測ネットワークなど重点プロジェクトの建設が進み、コア競争力を持つ科学イノベーション型企業が成長を開始。産業の集積効果が次第に表れ、海洋経済のハイクオリティな発展にとって重要な場所となった。

 

 長興島は、船舶と海洋装備製造の国家重要拠点として、江南造船、滬東中華、振華重工といった重要産業拠点が集積し、深遠海(極地)科学観測船、超大型コンテナ船、液化天然ガス船、深海掘削プラットフォーム、重量級クレーン船などのハイテク船舶と海洋エンジニアリング装備の自主研究開発と製造が進んでいる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月9日

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