国家統計局が15日に発表した一連のマクロ経済データによると、5月に操業・生産再開が堅実に推進されるにつれ、生産面の需給が改善され続けている。就業、物価は全般的に安定し、積極的な変化が積み重なり、国民経済は徐々に回復し始めている。
都市部調査失業率が概ね安定
5月の全国の都市部調査失業率は5.9%で、4月から0.1ポイント下がった。1-5月の全国の新規就業者数は460万人で、前年同期と比べてやや縮小した。
消費者物価指数が前年同期比2.4%上昇
5月、消費者物価指数(CPI)は前年同期比で2.4%上昇し、上昇幅は反落した。特に肉類、新鮮野菜、旬の果物などの食品価格は持続的に下落し、交通通信、教育文化などの非食品価格は安定を維持した。
固定資産投資が前年同期比6.3%減
经济成長の牽引力からみると、1-5月の全国の固定資産投資は前年同期比6.3%減、下げ幅は1-4月から大幅に縮小した。ハイテク産業と社会分野の投資はマイナスからプラスに転換した。
市場販売が徐々に回復
5月の市場販売が回復し始めた。社会消費財小売総額は3兆1973億元で前年同期比2.8%減。下げ幅は縮小を続けた。一般生活類商品の販売が好調。スポーツ・娯楽用品、化粧品、自動車などの消費高度化類商品の販売は回復し続けている。特にネット通販による小売は好調を維持し、1-5月の全国のネット通販小売額は4兆176億元で同4.5%増と、伸び率は1-4月より2.8ポイント拡大した。