企業の操業・営業再開のペースアップに伴い、住民の生活の秩序が目に見えて回復している。特に内需拡大や消費促進などの各種政策の働きかけを受け、住民の消費が5月も持続的に改善された。市場の販売額の下げ幅が3カ月連続で縮小された。
5月の社会消費財小売総額は名目ベースで前年同月比2.8%減。下げ幅は4月の8.3ポイント縮小を踏まえた上で、さらに4.7ポイントの縮小となった。物価要素を除く実質では3.7%減で、下げ幅が5.4ポイント縮小された。商品小売規模はすでに前年同月の水準に近づいている。
一部の消費アップグレード類商品が高い成長率をキープした。自動車消費の安定・促進政策のけん引を受け、住民の自動車購入及び買い替えの需要が持続的に引き出され、自動車市場の販売が回復している。 一定額以上の自動車類製品の小売額は5月に前年同月比3.5%増となり、2018年5月ぶりの高い伸び率となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月13日