文字 経済 > 

発信時間：2020-06-18 12:10:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 　米国メディアの報道によると、4月の米中貿易は397億ドルに達し、3月より約43％増加した。これは、中国が再び米国の最大貿易相手になったことを意味する。

　中米の経済・貿易摩擦の影響により、2019年前半に米国の中国からの輸入は前年比12％減少、中国への輸出は19％減少し、両国の貨物貿易総額は2710億4000万ドルになった。メキシコは中国を超えて米国の最大貿易相手になった。

　中国社会科学院・世界経済政治研究所の高凌雲研究者は、「中米貿易は経済貿易摩擦により異常に減少したが、両国の経済貿易協力の深い基礎はまだ存在している。今回の中米間の貿易額の回復はこれを基礎とした直接的な表れである」と話した。

　中国商務部国際貿易経済協力研究所・国際市場調査研究所の白明副所長は、中国の輸出商品の競争力が向上し、米国の中国商品への需要が比較的安定していることが、中国が再び米国の最大貿易相手に戻った主な理由だと示した。そのほか、感染症がまん延し世界の産業チェーンとサプライチェーンが遮られ、さらには途絶える中、中国の産業チェーンやサプライチェーン面の優位性は際立ち、経済面が真っ先に回復した。中国が中米間の第1段階の経済貿易協議を実行したことも、中米貿易の回復条件となった。

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る