中国が再び米国の最大貿易相手に

中国が再び米国の最大貿易相手に。

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発信時間:2020-06-18 12:10:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 また、高凌雲氏は、「中米貿易額は単月の回復は確かに積極的なシグナルだが、月間の貿易データは不安定に変動している。米国で米中経済貿易協力への反対の声が高まっているほか、大統領選前の様々な不確定性があり、両国貿易の勢いを維持するには、中米は協力し、向き合って進む必要がある」と話した。


 米国では今も感染症がまん延している。ジョンズホプキンス大学の最新データによると、米国で確認された感染者は220万人を超え、死者は約12万人となった。


 白明副所長は、米国は世界で感染症が最も深刻な国であり、経済が正常に戻るまで非常に長い時間がかかると示した。回復しても、世界経済の牽引的作用は低下するという。この状況下で、中国企業は予防策を講じ、多様な市場を積極的に開拓し、「すべての卵をひとつの箱に入れる」ことを避けるべきだと示した。


 高凌雲氏も、「感染症が続く中、米国経済が短期間で以前の状況に戻るのは困難である。中国企業は今年の中米貿易取引が減少することを覚悟しなければいけない」と注意を促した。


 一方、中国と東南アジア諸国連合など近隣諸国の貿易額は減少せず増加し、これは中米貿易の低迷による中国の貿易への圧力緩和につながる。


 公式データによると、今年1~5月の中国と東南アジア諸国連合の貿易額は1.7億元に達し前年比4.2%増加し、中国の輸出入額が全体で4.9%減少する中で良好な数字となった。うち、中国とASEANの輸出額は9000億元を超え、前年比2.8%増加した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月18日

 

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