商務部は18日、オンライン記者会見を開いた。高峰報道官は、オンライン形式での第12回広州交易会の開催は、感染症の影響に対応し、対外貿易・外国資本を安定させる革新的な手段であるだけでなく、多国間貿易システムを維持し、経済グローバル化を支持する実際の行動でもあると示した。今回の広交会は6月15日に開幕して以来、国内外の企業、出展者、事業家が積極的に参加している。一部の出展者と企業は事前に十分な準備をし、オンライン出展形式に基づき、営業・販売方式を調整した。3日間で40回以上の中継宣伝活動を行った企業もある。現時点で、すでに8万回以上のオンライン活動が開催されている。多くの企業がオンライン形式の出展や中継を通し、多くの顧客を引きつけ、積極的な効果を上げているという。
また、高峰報道官によると、オンライン広交会はより多くのバイヤーと事業家の展示会への参加につながり、運営効率は高く、取引コストも削減された。従来の現場での対面交渉、サンプルチェック、試用、取引という形式と比べると、非常に大きな違いがある。現場での商談や取引に慣れている出展者とバイヤーにとって、これは全く新しい試みである。商務部は開催前、多くの中継訓練活動を実施した。多くの出展者やバイヤーがオンライン展示会に初めて参加するため、適応期間が必要なほか、オンライン取引を通して信頼の構築、交渉の成立に徐々に慣れていく必要があると示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月19日