人力資源・社会保障部、財政部、国務院貧困扶助弁公室はこのほど、「雇用貧困扶助の取り組み再強化通知」を共同で発表し、労働能力や働く意欲のある貧困労働者の出稼ぎや、すでに出稼ぎをしている貧困労働者の仕事の安定を支援するほか、今年の出稼ぎ規模を縮小させることなく、より拡大することを目指していくと打ち出しました。
人力資源・社会保障部雇用促進局の陳勇嘉副局長はさらに、「すでに故郷に戻り、また故郷に留まっている貧困労働者が、近くで働ける農業生産や重要工事などの建設事業へ参加することや、貧困扶助のための企業などで働くことを支援する」と明らかにしました。
この通知にはまた、52の貧困県や、チベット自治区をはじめとする貧困が最も深刻な3つの地域と3つの州、貧困扶助移住プロジェクトとして建設された居住地、湖北省の貧困労働者を重点的に取り組んでいくことが示されています。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月22日